ビーチクルーザーの歴史

ビーチクルーザーとは、おもに海岸沿いを走るための自転車でアメリカ西海岸で生まれ、最近では街乗り用の軽快車や実用車に近い使われ方をしている自転車の種類のひとつです。日本でのビーチクルーザーの位置付けは「サーファーが浜辺まで移動するための自転車」ということで、ボードキャリアと呼ばれるサーフボードを積載する部品をフレームに取り付けて使う例が多々みられます。ビーチクルーザーは現在のBMXやマウンテンバイクの原点になった自転車ともいわれており1970年代の中頃、あのゲーリー・フィッシャー(Gary Fisher)が頑丈な車体を生かしビーチクルーザーのフロントフォーク やタイヤを改造してサンフランシスコ郊外などで山遊びをするダウンヒルが流行しました。その後1979年に、ゲーリー・フィッシャーが、マウンテンバイク(Mountain Bike)と名付けました。 そんな経緯から、ビーチクルーザーはまさにマウンテンバイクの原点ともいえる自転車といえるでしょう。

ビーチクルーザーの特徴

ビーチクルーザーはもともとビーチを走るために作られた自転車なので、通常の自転車とは異なるいろいろな特長があります。 ビーチクルーザーは一般的な自転車と同様に前・後輪の両方にキャリパーブレーキがあるタイプと、本格的なモデルでは前輪がキャリパーブレーキで後輪にコースターブレーキが装備されているタイプがあります。ビーチクルーザーに使用されているコースターブレーキとはペダルを後ろに漕ぐ(逆回転する)とブレーキ機能が働く仕組み (踏み止め)です。 サーファー達が片手でサーフボードを担いで海へ出かけるための仕様です。 ビーチクルーザーは大きなサドルと太いタイヤを持ち悪路や濡れた道でも安定性に優れています。またオートバイのアメリカンタイプのような形状をしたワイドハンドルや乗車姿勢が垂直に近くなるため長時間走行でも疲れにくくなっています。そしてビーチクルーザーはストリームラインと呼ばれる、モーターサイクルを意識した流麗かつ頑丈で特徴的な流線型のフレーム、大胆な色使い、独創的なデザインなどの特徴を持っています。また裸足やサンダルで乗るためにペダルがフラットになっています。

ビーチクルーザーの改造でカスタムマシン

ビーチクルーザーに限らず自転車にはタイヤやハンドル、ハンドルのグリップ、シートなどを交換して自分だけのカスタムマシンを作る楽しみもあります。ビーチクルーザーなどの自転車は部品点数がバイクなどと比べても遥かに少ないため何点かパーツを交換するだけで見た目がガラリと変わります。なかにはパーツをより軽量な素材で作られたものに交換したり、さらに性能の高いブレーキやサスペンションに交換する改造を結構な金額を使っておこなっているマニアックな人もいます。さらに改造というより製作しちゃう人もいます。自転車は主要なフレームなど、ほとんどのパーツを入手することが可能なため一から好みのパーツを集めて組み立てることも可能です。こだわって集めたパーツで組み上げると軽自動車が1台買える金額になっていたなんてこともあるかもしれません。ビーチクルーザーはそのスタイルがアメリカンバイクをモチーフにしているためハーレー社製のバイク風に改造するのもカッコイイですね。

Copyright © 2007 ビーチクルーザーは個性的な自転車